Study

<ゼミナール>

大学では花光里香教授の「異文化コミュニケーション研究」ゼミナールで、異文化という切り口から社会に散在するコミュニケーション問題を研究しました。異文化というと海外をイメージされるかもしれませんが、性別、年齢、育ってきた環境など様々な観点から文化を捉えます。「社会的弱者の生きづらさ」について、外国文化や地域、ジェンダー、年代、障害の有無といったトピックに分けて研究してきました。下記に私が印象に残っている考え方を記します。

障害は社会がつくるーマジョリティとマイノリティの考え方

例えば、天井がとても低い部屋があったとします。そこでは2足歩行の人は、腰を屈めずには歩くことは困難です。そのため、天井がとても低い部屋では障害者となってしまいます。逆に、腰を屈める必要のない車いすユーザーが健常者となります。つまり、2足歩行が多数派だからこそ多くの建物は天井が高く作られていますが、車いすユーザーが多数派の社会では天井はとても低い社会となるのではないでしょうか。マジョリティに有利なようにできているのが今の社会です。そして、その社会こそが障害を生み出し、マイノリティを作り出しているのです。

<情報科目>

私が情報系の資格を勉強していたこともあって、プログラミングやサーバマネジメント、SQLについて学んでいました。プログラミングとしては、特にPythonを学び、Java、C言語も少しだけ学びました。サーバマネジメントでは、FreeBSDを用いてサーバの構築から運用を学んでいました。

<データ科学/統計学>

記述統計学から推測統計学について学びました。R言語を用いた統計解析はレベルが高かったものの、ツールを扱うスキルだけでなく、学んだ知識を応用する力を身につけることができたと思います。

<卒業研究>

「AI倫理学」というテーマで、「AIは道徳的な価値を持つのか」という研究を行っています。

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